opencocon v6 released

本日、opencocon v6 が登場しました。ベース更新があり新機能の追加は控えめですが、着実に進化したバージョンとなっています。

変更点

  • Linux 3.4ベースに更新しました
  • SPICEクライアントが追加されました
  • RDP接続時、日本語キーコードが正しく伝わるようになりました
  • 解像度の変更などがGUI上で行えるようになりました
  • 一部の初代Pentium搭載機において、PCMCIAカードが正常に動作するようになりました (ただし自動的にロードしません)

不具合

  • 以下のグラフィックチップを搭載したコンピュータは、ドライバが正常に動かないため、フレームバッファ上で動いています。このため、描画スピードが遅くなる、解像度の変更ができないなどの不具合が発生しています。 (ATI Radeon, S3 Savage)
  • 本来ファームウェアがバンドルされるものの、入っていないチップが一部あります。これらは次版以降で再びバンドルします。 (CISの必要なPCMCIAカード (CentreCOM LA-PCMなど) )
  • 他のLinuxディストリビューションがハードディスクにある場合、opencoconの起動に失敗することがあります。なお、これは opencocon の squashfs イメージロード時の不具合であり、他のディストリビューション等にデータを書き込むことはありません。
    (追記)これに加え、現段階で USB, FireWire, PCMCIA接続のデバイスから opencocon を起動することができません。これらのデバイスをお使いの方は、近日中に出ます修正リリースをお待ちください。お手数をおかけします。

今回のバージョンから、opencocon の開発ツリー(meta-cocon)は完全に OpenEmbedded に派生する形となりました。つまり、OpenEmbedded のツリーに何も手を加える必要がなくなりました。

また、cocon-cdcreater スクリプトにより、完成した opencocon のイメージファイルから簡単に Boot CD を生成できるようになりました。

さらに、フォーラムを開設いたしました。動作報告や開発に関する議論にご参加いただけます。opencocon をより盛り上げるため、ぜひお越しください。

謝辞

いつものように、バグ報告などを頂いた皆様に深く感謝いたします。

opencocon v6 は、ビルドの全工程とWebサイトホスティングを、 お名前.com さんから提供頂いた VPS を用いて行いました。この場を借りて御礼申し上げます。